ワンサカキッズ13
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やさしいボタン開発者に聞いてみた興味を持ってもらうには、まず触ってもらうことが大切です。身近にある果物、ハンバーガー、車など子どもたちが好きなものを集めました。素材は柔らかなフェルトを採用。丸洗いできるので清潔にご利用いただけます。そして作業療法士と一緒につくった「やさしいボタン」。ボタンのどこを持つのかを伝えるのはとても難しいのですが、このボタンは裏面に指が引っかかりやすい加工がされています。表面は指にフィットする形状で、ボタンを掴むことの感覚を自然と覚えることができます。お店では見かけない、こういった商品は普段手作りしています。でも実際に作るとなると時間も手間もかかり大変でした。これなら種類が多く、子どもたちも飽きることがありません。そのうえ手作りの温かみも感じられて、とってもいいですね。先生の声rotolo(ロトロ)ボールシリーズp.132掲載ハートブリッヂフェルト教材p.156掲載幼児期は運動機能をはじめ、体が著しく発達していく時期です。一人一人の興味や発達に応じた遊びの中で、子ども自らが体を動かす楽しさや心地よさを実感することが大切です。また、運動機能の発達はもちろんのこと、友達との関わりを通じてコミュニケーション能力を向上させたり、意欲や集中力、自ら考える力を養うことにも役立ちます。表面裏面フェルト教材体を動かそう

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