スクラボ7_特別支援版
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P133掲載ラダーハードル兼用セット¥5,830(税込)724-067ソフト平均台ワイド721-993¥51,150(税込)教材7プレイベース2020724-410¥53,900(税込)図 2図 3教材8教材9教材10絵と地色の弁別練習セット¥5,610(税込)720-803教材11ドリルでデザイン!アクティビティセンター720-826¥8,085(税込)教材7、8、9は、目で対象の位置や動きを予測しながら体の動きをそれに合わせる学習になります。じっと見ることが苦手な子どもは瞬間的な動きで対応できる教材7の方を好むでしょう。教材8は、いわゆる「はしご」にも、低いハードルにもなる便利な教材です。材質はポリプロピレンで軽く、扱いやすく、またつまずいてもけがをしない柔軟性が特徴です。「はしご」にする場合には、床から少し浮かして設置すると、より注意深い目の使い方を促すことができます。教材9は、古くからある幅が狭く重い平均台に比べ、足を置く面が広いので、バランスが崩れやすい子どもも安心して使うことができます。支援の際に大事なことは決して素早く渡ることを奨励するのではなく、足をしっかり踏みしめて「ゆっくり」渡るよう促すことです。このお子さんたちは動きは速い反面、物をよく見たり、見比べて位置関係を測ったりすることが少ないからです。平均台の上に足型を置いて、それを踏みしめて渡ることを課題にしてもよいでしょう。図と地(形と背景)を区別することの困難は、見ようとするものもそうでないものも、同じような強さで目に飛び込んでくると考えれば理解しやすいのかもしれません。視覚刺激を選り分けることに困難のある子どもの日常生活は、どれほどストレスに満ちたものでしょう。もしそんな子どもが休み時間に教材10で遊び始めたら、そっとしておきたいものです。もし介入を受け入れてくれるなら、教材11で遊ぶときにはさりげなく穴に指を置かせ、「ここね」と確認しながらドリルの操作を促します。手を使う活動が注意深い目の活動を引き出します。大人が「これをしましょう」と言わなくても自然に手が出るものを生活空間に置いておくのも、意図的な支援のひとつと考えます。P149掲載注意が散りやすい子の視知覚の特性らせんであること(運動の順番が違うこと)が想像できないP117掲載P75掲載丸く描きたいのだが歪んでしまう線のつなぎ目に隙間があいたりずれたりする通り過ぎそうになりわざわざ戻っている角が気になってしまい、線の間を通ることを忘れるゴールがわかると途中を飛ばしてしまうP99掲載粗大粗大粗大微細微細39②微細な活動で目の使い方を育てる

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