スクラボ5特別支援
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場面対応・支援対応支援教育書籍・資料教師用書籍子どもにその場で子どもに長期的に周囲の人にもっと知ろう 発達障害の友だち①ADHDの友だち本人に「こんなふうに行動してみたら」という直接支援する視点です。困った場面をどう乗り越えるかという問題状況への対処がこれにあたります。「子どもにその場で」よりもその特性に関して長期的に関わりながら、改善を目指していく療育的な対処です。子どもの周りにいる人、たとえばクラスの友だちに対してや、街中で通りすがりの人に対して、「こんなふうに仲介してみては」という対応です。自閉症・情緒障害LD・ADHD機能別分類知的障害肢体不自由病弱及び身体虚弱視覚障害聴覚障害言語障害723-441723-442723-443 ①原 仁、笹森 洋樹 著 ②原 仁、高橋あつ子 著 ③上野 一彦 著●ADHD、自閉症、LDの子どもたちには どんな特性があるのか、どのようなサポート が必要なのか、友だち、先生など周りの 理解があれば、発達障害の子も楽しく 過ごせます。オールカラーの豊富な イラストで、ともに理解し合う気持ちを 育むシリーズです。まず、関連する要素やトピックをインデックスで示しました。話し言葉の遅れ、社会的相互作用の難しさ、想像力の弱さ、こだわり、感覚の違い、個性から派生する二次的な問題や合併する特性です。彼らの中にある特性は、場面を超えていろいろな現れ方をするものです。そこで、ある場面の、ある言動だけを考えるその場しのぎの読み方よりも、関連するトピックを横につなげて読んでいただくことで、彼らの特性全体を理解してもらえることと思います。そうすることで、新たな局面でも、その子どもに合った対応を自ら工夫していただけるようになると願っています。対応に戸惑うのは、だれでしょうか。友だちとして長くつき合っていく人もいるでしょう。通りがかりの人もいるでしょう。支援する対象や視点を、見開きの右ページにある<よい対応>の箇所に、3つのアイコンで示しました。これらの視点を通して、当事者自身にも成長するチャンスが増えていくといいと思います。さらに、通りすがりの人の誤解や違和感を減らすことで、理解者や支援者がふえていくことができればうれしいです。【シリーズ内容】①授業中に席をはなれて立ち歩いてしまう、同じ忘れ物を何回もする、 思ったことをそのまま言ってしまう友だちについて。②会話の受け答えがにがて、場の空気を読むのがむずかしい、 強いこだわりがある友だちについて。③漢字を読むのがにがて、黒板の字をノートにうまく書き写せない、 計算がにがてな友だちについて。②自閉症の友だち③LDの友だち【サイズ】B5判上製オールカラー・各112ページ各¥2,800(税抜)6つの特性をインデックスに理解し対応する視点403ADHD、自閉症、LD、 友だちの特徴を知って何ができるか考えよう!11CATEGORY

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