スクラボ5特別支援
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❿担任が❶大人の視点ではなく、子どもの視点から困っていることに注目して記入します。❷ふだんの子どもの様子から、子ども自身が困っているかもしれない項目を❸必要があれば、下欄に捕捉のためのメモを書き加えてください。記入例のようにチェックします。記入例記入例 子どもの支援を考える時、支援者によって様々な見立てがあると思います。支援する側一人一人の背景(専門とする分野や考え方など)が異なることは当たり前であり、異なっているからこそ子どもを多面的に捉え、柔軟な支援・指導につながることができます。 そこで大切にしたいのが、子どもがどこに困っているか、どこに苦手さがあるかに視点を向けることだと考えます。「~ができない」「~が難しい」など支援者側の視点で捉えるのではなく、子どもの視点に立ちどの部分に苦手さがあるのかを客観的に整理することが大切です。 発達段階アセスメントシートは、5つの領域ごとにその子が今出来ている部分をチェックすることで、おおよその発達段階を確認します。シートをもとに客観的に知ることで、その子の次のステップや支援方法を知ることにつながります。また、定期的に見直すことで、その子の学びをポジティブ振り返ることができるツールにもなります。日常の行動観察からチェックできるシートなので、支援者にとってもアセスメントから実際の支援までより連続的に取り組むことが出来やすい仕組みになっています。❷本人や保護者の意向を計画書に取り入れる❼具体的な支援方法を明記する❸同僚の考えや❹子どもの意見を計画書に反映させる❽指導計画に「般化」を促進する技法を組み入れる❾保護者や同僚と❺評価可能な発達段階にふさわしい目標を設定する評価し合い計画書を柔軟に修正していく具体的な評価目標にする代わっても引き継げられるシステムにする知る作る❶子どもの実態をくっきりと把握する❻指導の目標を明確にする35その子がどこに困っているかを知るSEE発達段階をPLAN指導計画を「個別の指導計画」の作成と活用の10のポイント

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