スクラボ9_中学校版
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DVD(LGBTs)①②③性的少数者である「レズビアン」「ゲイ」「バイセクシュアル」「トランスジェンダー」の頭文字をとってLGBTという言葉が使われるようになり、近年ではメディアでもしばしば耳にする機会が増えています。しかしLGBTの区分けに含まれない性的少数者も多く存在することから、複数形の「s」をつけることによって、性的少数者全体を表す言葉として「LGBTs」という言葉も広まりつつあります。現在の日本ではLGBTsは否定的な感情や生きづらさを抱えやすい状況にあります。2019年中学校道徳の教科書では義務教育としては初めて、性的少数者や性の多様性について扱う教科書が登場しました。学校教育においても性の多様性を学ぶ必要性が認知される中、教育現場の先生方が正確なLGBTsの知識を持つことは必須であり急務の課題といえるでしょう。613-766学校価格:マークがついた商品は、学校(小学校、中学校、高等学校等)で購入いただき、その学校内で使用する際に適用される価格です。④全3巻セット【上映時間】①約23分②約19分③約22分④計約64分【制作年】2018年みんなで考えるLGBTs613-763①いろいろな性~好きになる性~②いろいろな性~心の性・表現する性~613-764613-765③性的指向と性自認(解説編)各¥18,000(税込¥19,800)¥54,000(税込¥59,400)【内容】●①異性を好きになるか、同性・両性を好きになるか、あるいは誰にも恋愛感情を抱かないといった性的指向は、嗜好や志向とは異なる「指向」であり、本人が選択できるものではないと考えられています。本巻は、同性愛者(ゲイ、レズビアン)である生徒たちのドラマを見ながら、好きになる性の多様性について考える映像教材です。●②体の性と心の性が異なるトランスジェンダー、男でも女でもないと自認するXジェンダー、自身の性自認に揺れ動くクエスチョニング…、心の性、表現する性は実に多種多様です。近年は学校などにおける多目的トイレの設置や男女共用制服の整備など、徐々に教育現場でも取り組まれてきています。自分が何者であるのかという戸惑いや揺らぎを経験する生徒たちの物語を見て、心の性や表現する性について考えます。●③統計によると、人口の約5~8%がLGBTsであると推定されています。これは30人のクラスでいえば約1~2人の生徒が該当するということになります。しかし、学齢期の早い段階での教育を待ち望まれていながら、教員自身の正確な知識や理解が追いついていないという現状があります。本巻では、性の多様性を解説し、LGBTsを取り巻く社会の動きなども紹介し、その理解を深めます。●本シリーズは、性的少数者を多様な人間の個性の一つとして学ぶ機会となり、また、LGBTsの当事者である児童、 生徒がありのままの自分でいいという自己肯定感、自尊感情を育むことを目指した映像教材です。●①②に授業使用のためのワークシートPDF付き。●字幕版も収録しています。●監修:日高庸晴(宝塚大学看護学部教授) COLUMN1247113547LGBTs について性の多様性は個性のひとつありのままを認め自己肯定感を育む映像教材

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