教材コンテスト特集 1商品化掲載ページ最優秀賞審査員コメント手ではなく足でプレイする教材が欲しくて考案しました。狙いは足での力加減のつけかたやコントロールの練習、また、作戦、計算、順番などの学習です。転がしてプレイするので、紙皿を蹴りやすい深さにし、コピー紙の芯を中に入れて重さを持たせ滑りやすくしました。情緒障害の通級指導教室で使っていますが、力加減が苦手な児童が、弱く蹴ることができるようになったり、周りを見て作戦を立てる、効率良く片付けるなど活動の幅も広がっているようです。●『投げる』から『蹴る』に視点を変えて教材開発をされた先生のアイディアに刺激を受けました。より多くの児童が参加できる、また友達と一緒に取り組むことができる、とてもすてきな教材です。ねらいや目的を個別に設定することもできるので、指導のひろがりや児童の多様な育ちを積み重ねることができる教材だと思います。●手ではなく足で力加減をコントロールする教材というところに面白みを感じました。転がしてプレイするので、ゲームの内容やレベルも子供たちに合わせて変化できますし、足でなく、手やスティックを使うなどの工夫でより多くの子どもたちが楽しめる、活用幅の広さに可能性を感じました。蹴って遊ぶ物に加えて、手で投げることもできる取っ手付きバージョンも商品化。専用コートもあります。表彰式会場でフットカーリングについてプレゼンする清水先生「フットカーリング」の製品化に向けて先生と試作品検証清水先生の教室の床に貼ってある的のシール就学前・小学生(発達障害)の部神奈川県 清水 里佳 先生p.132掲載足での力加減を練習できる 蹴るカーリング39フットカーリング
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