それは、「丈夫であること」「単機能であること」「外部スイッチが容易に付けられること」などです。ですので、アプリにするか、専用品にするかはその使うシーンと対象となる子どものニーズを考えなければなりません。特別支援学校や特別支援学級であればGIGA端末とは別に専用のVOCAとそれに利用できるスイッチを用意しておくことで多様な子どものニーズに対応できるようにした方がいいでしょう。p.243掲載742-764プロジェクター¥223,000(税込¥245,300)DropTapp.267掲載742-946トーキングエイド¥198,000(非課税)p.242掲載743-043IPEVO¥27,000(税込¥29,700)●スイッチ&VOCAタブレット端末の進化によってそれまで専用品であったVOCA(Voice Output Communication Aids:携帯型会話補助装置)と同等の機能を持ったアプリがたくさんでてきました。特に有名なのは「トーキングエイド for iPad」と「DropTalk」です。前者はテキストを中心としたVOCAで後者はシンボルを使ってのコミュニケーションするアプリです。現在は、これ以外にも「DropTap」というアプリがGIGA端末向けに無償提供されているため、特別支援学校ではよく使われています。誰もが使うタブレット端末の中に入っていることの親和性は高いですが、専用品のVOCAの方が良い面もあります。●プロジェクター/書画カメラ1人1台のタブレット端末があってもクラスのみんなと画面を共有しながら授業を進める場面はあるでしょう。電子黒板でもいいのですが、どうしても大きさの制限があるので、場合によってはプロジェクターを利用する方が見やすい場合もあります。その際、パソコンの画面だけでなく手元の教材や生徒の作品を見せるという事もできる書画カメラは準備が複雑にならず利用の幅が広がります。また、静止画を見せるだけでなく、作業の手順を見せることで、よりわかりやすい提示ができるでしょう。たとえば、一年生の算数で数図ブロックの操作を児童に示してもらう場合などは、書画カメラで映し出す方が分かりやすいです。前述の遠隔学習などに活用することも考えられます。50
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