給食の配膳は特に、子どもたちの動線に配慮しているのではないでしょうか。配膳中にぶつかってこぼさないように配膳の流れを一方通行にすることが、まさに動線の配慮です。p.403掲載743-482配膳台両袖タイプ■■■■■■■■■■■■■■■■■■構造化・視覚化・動線と聞いて、難しいイメージをもたれる先生もいらっしゃるかもしれません。でも、給食(配膳)場面をイメージしてください。きっと既に先生の中で様々な配慮がされているのではないでしょうか?おぼん→箸→ごはんなどの順番で取り分けられるよう、事前に食缶の位置を調整しておくことも大事な構造化・視覚化・動線の一つです。またクラス全体に視点を移すと、右から左と一方通行で配膳していくのではないでしょうか。子どもたちがぶつかってこぼさないよう、自分たちで落ち着いて並ぶことができるための動線の工夫です。それ以外にも、普段どのような点に気を付けているかを考えていただくと、自然と環境調整の配慮が浮かび上がることと思います。ぜひこれからも大切にしてほしいです。p.403掲載743-481配膳台片袖タイプ■■■■■■■■■■■■■■■■■■〈配膳台〉多くの教室では既に配置されたテーブル等を上手く組み合わせながら配膳・下膳に取り組まれていると思います。もし、配膳台の高さや長さに課題を感じる場合は大事な環境調整の一つとして適した備品を検討できると良いですね。〈練習エプロン〉自分でエプロンを身に付けることができるように…という願いのもと制作されたエプロンです。腰ひもは左右異なる色で分けられているので、蝶結びに取り組みやすくなっています。p.108掲載ちょう結び練習723-882エプロン■■■■■■■■■■■■■■■■構造化・視覚化・動線オススメ教材場面4▪目指したい姿▪1 配膳方法が分かり、進んで取り組むことができる。2 周囲に気を付けて安全に配膳できる。3 楽しく安心して食事することができる。オススメ教材42給食(配膳)
元のページ ../index.html#44